障害の理解
障害者福祉についての理解、これも介護に必要な知識です
障害の理解は全行程3時間、障害の基礎的理解、障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識、家族の心理、かかわりの支援の理解といったことを学びます。
国際機能生活機能分類「ICF」について理解し、どのような障害がるのか、また障害をお持ちのご家族をサポートしているご家族への支援を理解するための学習です。
ICFと障害概念、これは介護にとって重要です
国際生活機能分類「ICF」は、身体機能だけではなく社会参加、活動を視野にいれ、障害や病気といったマイナスの側面だけではなく、中立的にポジティブに人間を理解していこうということです。
具体的に言うと、例えば運動機能障害をお持ちの方に「走れないから運動会に参加できないね」ということではなく「お友達がサポートしてくれれば参加できるよね」「先生が支えて走るから参加してみよう」というプラス面での思考にしていこう、という考え方です。
障害をお持ちの方は社会生活の中で人に迷惑をかけるなどを感じ、してみたくてもできないことがいっぱいあります。
でもこれをプラスの方向に変えて、できない、ではなく、やれるために何が必要かを考えることがとても重要なのです。
障害の種類やその行動への基礎知識、サポートするご家族への支援
障害をお持ちの方を介護するという事は、その方がどのような障害なのかを理解していなくては介護できません。
障害には、身体的なもの、知的なもの、精神的なものという種類があります。
この障害の理解という項目で、まずこの障害の種類を学び、その行動、特徴を知ることで介護に役立てていきます。
また障害をお持ちの方を日々サポートするご家族への支援は、メンタル面などを配慮しながら進めていくことが必要となります。
ご家族への支援についても、障害者福祉の基本理念、行動、その特徴などを理解しながら考えていくことが必要となります。