初任者研修の試験
介護職員初任者研修を終えると最後に筆記試験があります
介護職員初任者研修では、職務の理解、介護における尊厳の保持・自立支援、介護の基本などの10項目のカリキュラムがあります。この研修を終えてその後、筆記試験による終了評価を受けなくてはなりません。
この試験は研修をしっかり行ってきたか、内容が頭に入っているかなどを確認するための試験で、授業をきちんと聞いていればそれほど苦労なく合格水準に達するレベルです。
カリキュラムの最終項目となる「振り返り」の授業を受けてそののちに行います。
筆記試験の合格判定は?
介護職員初任者研修の筆記試験の合格判定ラインは、70点以上です。
研修をまじめに受けていれば、通常、70点以上取れるでしょう。
もし、この合格ラインに達しない場合、再試験となります。
試験を受けてから終了後、30分程度で合否が伝えられ、その当日中、補講、再試験を受けることができますし、合格するまで何度でも受けることができますので、チャレンジしてください。
終了試験は難しい?と質問される方も多いのですが、カリキュラムをこなし学習をきちんと行っていれば、一度で合格できなくても再試験できっと合格します。
初任者研修試験の昨年度の合格率は・・・
それほど難しいことはない、とはいっても自分にとっては難しいのではないか?と気になる方もいらっしゃるでしょう。
2013年4月から新しい資格に移行しているため、合格率のデータとしては出ていませんが、2013年だけの合格率は99%という数字です。
介護という仕事は、年齢を重ねた方と向き合って行う仕事になりますので、介護についての詳しい知識が必要になります。
この初任者研修については、スタートラインですからこれからもっと深い介護の知識を漬けていく必要があります。
そのためにも、簡単に合格するという意識ではなく、研修を受けそれが自分の知識となる様にとらえていく必要があります。
全問正解するくらいのつもりで試験を受けてほしいです。