初任者研修の合格率
資格制度が大きく変わった介護の世界
介護資格の制度が大きく変わりました。
これまで介護の資格というとホームヘルパー1級、2級、またそのほかに介護福祉士などがあり、複雑で連携されていないなど問題も抱えていた資格です。
今回の介護資格制度の変更は、この資格を段階的に取得していくことでより深く、介護の知識、技術を学び習得できるという資格になっています。
今回ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修へと移行しましたが、内容的にはホームへルパー2級相当です。
介護の仕事を専門的に行う方の、スタートラインの資格となりますので、しっかり勉強し、研修を行い、介護の基礎的知識をしっかり養ってください。
介護職員初任者研修に移行したことでカリキュラムも変更されました
介護職員初任者研修課程に一元化されたことで、訪問介護員要請研修課程は廃止となりました。
改正後、それまで講義、実技講習、実習によって行われていた研修方法が、「講義及び演習」となり、実習については必要に応じて行うという事になっています。
介護職員初任者研修課程カリキュラムは全部で130時間です。
この130時間とは別に筆記試験の終了評価があります。
新しい資格制度なので合格率もデータ化されていません
初任者研修の資格取得を考えている方にとって、この資格の合格率はとても気になる事でしょう。
ですが、2013年の4月に始まった制度であり、まだデータを取る段階にないのです。
この先数年経過していけば、実際にどのくらいの方が合格されているか、その合格率がどのくらいあるのかということがわかってくるでしょう。
昨年度の試験では、合格率99%です。
ただ、ホームヘルパー2級と同等の資格となりますので、まじめに勉強し、講習をしっかり受けていれば合格できないという事はありません。
介護の仕事に就きたい、資格を取得して頑張りたいという気持ちを高く持って挑んでいけばきっと合格します。
真摯に学習と向き合いしっかり介護ついて理解を深めていきましょう。