初任者研修とヘルパー2級
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護資格の取得制度が改正になったため、資格の体形が簡単になったものです。
今までの資格制度で必要であったものと重なるものもありますが、基本的に、段階的に一つ取得するとこれができるということがはっきりして、わかりやすくなりました。
ホームヘルパー2級との関連
介護職員初任者研修は、今までのホームヘルパー2級という資格に相当するものです。
実際のところ、これは研修を受講し修了すれば、介護職員初任者研修課程修了となり、訪問介護の仕事をすることができるようになります。
ホームヘルパー2級の資格はなくなってしまうわけではないので、取得している人は、その資格をそのまま使うことができますから、無駄になることはありません。
新しい介護職員初任者研修は、資格試験を受けるわけではないので、まじめに受講して修了試験に合格すれば修了したと認められます。
介護の仕事では、資格によって、できる仕事も変わってきますし、長く時間をかけて実務の経験を積んでいきますから、段階的に研修を修了することは、知識や技術をしっかりと身に着けることができるという点ではとても効果的な方法だと思います。
ただ、仕事をしながら受講する人などは、しっかり計画を立てて臨まないと最後まできちんと修了できないことになっては、元も子もありませんから最初にきちんと計画を立てることが必要です。
実際,受講することによって、基礎知識を身に着けることができ、実務に必要な技術も獲得できますから、仕事をする上で有意義な研修であることは間違いないと思います。
介護の仕事を生涯続けようと思う人は、自信をつけることにもなりますから、計画的に進めていくことが必要です。
介護に携わる人は不足していますから、新しいシステムで、介護業の人口が増えると介護を必要とする人のサービスも適正なものになっていきますから、介護の仕事の待遇も良くなっていくと思います。