こころとからだのしくみと生活支援技術
介護は人体の構造や機能に関する知識なども必要です
介護技術を行うためには、人の体の機能がどうなっているのか、構造などを知っておくことが必要です。
構造や機能を知ることが、介護上での事故を軽減する事にもつながります。
こころとからだのしくみと生活支援技術は介護技術の基礎となるものです。
基本知識の学習に11時間、生活支援技術の講義、演習に54時間、生活支援技術演習に10時間、合計75時間を費やして行う講義、演習です。
体を、心を知る、介護の基本的考え方を知る事
体の基本的構造、心の仕組みなどを知ることは介護の基礎知識となります。
体の構造を知っておけば、こう動いたときにはこう支えるという具体的な行動がとれるようになります。
心の仕組みを知ることによって、今こういう風に感じているようだ、だったらこうしてみよう・・という行動ができるようになります。
介護の基本的な考え方を熟知していれば、行動に起こす前に、利用者に行っていい介護なのか、この方にプラスになるか以後なのか、理解できるようになります。
生活支援についての技術的な講義と演習は、実際に介護施設等で利用者に行う介護となります。
生活や家事の中でどういった介護を行うのか、利用者が快適に暮らせるその方の状態に応じた居住環境をどう整備していけばいいのか、利用者が安全に移動するためにどんな行動が必要なのか、利用者が求めても自分で出来ることは自分で行わせることへの大切さや、それが自立した生活につながる事なども考慮しながら、介護技術を駆使していくことが必要です。
そのための講義となります。
生活支援演習は、基礎的理解を深めるためにまた、技術を得るために重要ない時間です
介護について基礎的なことを理解し、その上で生活支援の技術演習を行うのが生活支援技術演習です。
実際に施設などに行ってこれまで講義や演習で習ったことを演習します。
介護施設などへ出向き、利用者の方に介護技術の演習をさせてもらう体験となりますので、これまで学習してきたことをしっかり頭に置いて、介護させてもらいましょう。