職務の理解
初任者研修で行う最初のカリキュラム、職務の理解
初任者研修で受ける最初の講義、「職務の理解」は合計6時間の講義となります。
これから介護職員となるための初任者研修を行う指針をしっかりするための講義です。
介護が目指すのは、その人の生活を支える在宅ケアなどの実践について、介護を職務とする立場にある人がどのように職務を遂行していくのか、具体的にイメージをもって以降の研修に取り組むことができるように行う講義です。
カリキュラムの詳細に入っていく前の、介護の初任者研修に対する心構え、何を学習するのかというイメージを漬けていきます。
内容は2つに分けられます
内容は、多様なサービスの理解と介護職の仕事内容や働く現場の理解という二つに分かれています。
介護サービスには、居宅や施設を利用した介護保険サービスとそれ以外の介護保険外サービスがあります。
こうした様々なサービスへの理解を深めていきます。
介護職の仕事内容、働く現場の理解は、居宅や施設などの多様な現場におけるそれぞれの仕事内容の理解、居宅、施設で実際に行われているサービスの具体的なイメージづけを行う、そして、介護サービスの流れや地域との連携などを学びます。
介護はまずケアプランを設定し、それから実際に行うサービスが決まり、介護職員がかかわりながら進めていくものです。
地域社会との連携も必要となります。
そのサービスの内容や具体的な流れ、連携などを知る講義となります。
それぞれの講義を3時間ずつ、合計6時間の講義です
この2つの内容についてそれぞれ3時間ずつ講義を受け、合計6時間で終了し、次の講義に進みます。
職務の理解は、これから入っていく介護の世界はどのようなものなのか、介護職員が行うサービスにはどのようなものがあるのかなどをしっかり把握するための講義です。
基礎がしっかりしていないと、次に進んでも理解が浅くなります。
初任者研修の中でも基礎中の基礎部分をきちんと理解し、次の講義に入っていけるようにしましょう。