老化の理解
年齢が若い介護職員の方々も老化という事について深い理解が必要です
年齢を重ねていくと実際に自分の体に変化が出てきますので、老化という事がどういう事なのか理解できてきますが、年齢が若い方にとって老化するという事がどういったことなのか、深く理解はされていないでしょう。
老化に伴い心と体にどういう変化が現れるのか、それを具体的に学ぶ講義です。
老化に伴うこころとからだの変化と日常、また高齢者と健康についてそれぞれ3時間ずつ、合計6時間の講義となります。
年齢を重ねていくと心も体も変わってきます
若い時にはとてもアクティブだった方が、年齢を重ねていくうちに閉じこもりがちになるという事は、よくあることです。
膝が痛い、歩くのがつらいなどの老化による身体的変化を感じるようになると、心もふさぎがちになり、日常生活が変化してきます。
外出も苦痛になるので、室内で過ごすことが多くなりますし、お友達とどこかに出かけるという事も少なくなります。
こうした身体的な変化は精神にも影響し、うつや痴呆などの状態を促進してしまう可能性もあります。
介護職員は、老化していく体に起きる変化、心に起る変化の特徴をよく理解し、日常にどう影響していくのかを知っておくことが必要です。
年齢を重ねれば病気へのリスクも高くなります
年齢を重ねていけば、病気へのリスクも高くなり、若い時には考えられなかったような慢性疾患を持ってしまう事もあります。
高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引きずっているご高齢者もいますし、膝の関節などに炎症があり歩行困難となってしまう方も多いです。
身体的な面の疾患も多いのですが、精神的な疾患も多くなる傾向にあります。
年齢を重ねることで起きやすくなる病気も多数ありますので、その理会も必要です。
日常生活にどのような配慮が必要なのか、ご高齢者に多い病気への理解と共に深く知識を持っていくことが必要です。
心身に起る病気になった場合、介護が必要な生活になるということも学んでおくべきことです。